1950年式オールズモビル フューチュラミック 88:455 V8パワーを備えた威圧的なブラッククルーザー
ある種の自動車には、「クール」という議論そのものを完全に不要にしてしまうものがある。1950年式オールズモビル・フューチュラミック Series 88 クラブセダン、特に遠慮のないブラックをまとい、山のようなビッグブロックV8を秘めた一台は、その選ばれしカテゴリーに属する。これは注目を求める車ではない。ただ、求めずとも注目を奪っていく。停車中でさえ、歩行者を思わず振り返らせるような、陰影を帯びた自信を漂わせている。ふくよかなシルエットから、現代的な心臓部がかすかに抑えられた鼓動を響かせるその姿まで、このマシンは戦後アメリカの威勢を宿した機械の俳句であり、現代のパワー志向に合わせて書き換えられたものだ。...
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